"Knowledge will bring you the opportunity to make a difference."
"知ることが、変化を起こすきっかけになります" ~Dr. Claire Fagin (1925- )
1891年に発足。イギリス最大の犬に特化した保護団体。2015年の年間報告によると、1年間に21ヵ所のシェルターで15,196匹の犬を保護し、そのうち12,987匹が新たな飼い主のもとへもらわれました。77,047匹の去勢手術、196,214匹のマイクロチップ装着を行い、8,214ヵ所の学校やユース・クラブに出向いて犬について学ぶためのワークショップを行いました。違法なブリーダーや闇業者の摘発にも力をいれています。
2015年の収益は126億円(8990万ポンド)を超え、そのほとんどが寄付金と遺贈金で成り立っています。
Dogs Trust 英語公式サイトは、こちら→https://www.dogstrust.org.uk/
TVコマーシャル
里親になってくれる人の存在の大切さを訴える1分間のテレビ・コマーシャルで、見れば伝わる作り方になっています。
スポンサーになってくれる人を募集するコマーシャル
スポンサーとは、保護施設にいる特定の犬や猫に毎月、定額を振り込んでサポートするシステムです。
【内容】
「大切な人にクリスマス用のプレゼントを探しているのなら、"犬のスポンサー"はどうでしょう?あなたのプレゼントを受け取る人には、保護施設からサポートしている犬の可愛いカードや報告の手紙、そして大きなスマイルが定期的に届きます。一年中、継続するギフトですよ」
「暑い車は犬を殺す」というキャンペーンのコマーシャル
「暑い車は犬を殺すHot Cars Kill Dogs」というキャンペーンでドッグス・トラストが作った動画です。最後には「犬は20分もしないうちに死んでしまう」というテロップが流れます。
2014年の時点で、イギリスでは10人に1人の割合いで「暑い日に車の中に取り残されて具合が悪くなった犬が、家族や知り合いにいる」という統計があります(イギリスが最近の異常気象以前は、それほど猛暑になる国ではなかったため、この行為が危険だということを知らなかった人も多かったのかもしれません)。「48パーセントの人は車の窓を開けたり日陰に駐車すれば大丈夫だと思っていた」との統計もあり、車に置いていかれて具合が悪くなったり死亡する犬が急増したため、このキャンペーンが行われました。暑い日の駐車中の車内の温度は数分で犬が具合が悪くなるレベルまで上がり、腎臓が機能しなくなり、脳は回復できないレベルのダメージを受け、20分もしないうちに心臓も止まります。とてもパワフルでメッセージが伝わりやすい動画だと思います。
高校生のバザー
クリスマスの時期に高校生が行ったバザーの動画で、撮影や編集、ケーキやクッキーを焼いたり、クラフトを作って売るのも全て高校生が担当しました。楽しいイベントの様子が伝わってきます。
"HOPE"とテキストを送信して寄付するキャンペーン
【内容】
月曜日の犬は、殴られ虐待を受けていた、
火曜日の犬は、何も失うものがなかった、
水曜日の犬は、寒いところでエサももらっていなかった、
木曜日の犬は、置き去りにされ死ぬ寸前だった、
金曜日の犬は、厳しい生活を送っていた、
土曜日の犬は、精神的な傷を負っていた、
日曜日の犬は、生きていくのにギリギリだった。
ドッグス・トラストは、そんな犬にHOPE(希望)を与えます。毎日、40匹を超える迷い犬や捨て犬を保護しています。1,000匹以上の命が毎月、救われている計算になります。でも、もっと沢山の犬が助けを必要としています。ドッグス・トラストでは、健康な犬を殺処分することは決してしません。あなたの寄付で、もっと施設を大きくして、治療や保護、里親探しを行うことができます。今すぐに、70060番に”HOPE”と送信してください。一回につき、5ポンド(約700円)が寄付されます。あなたの助けが、行くところがない犬にとっては生死をわけることになります。犬が好きだったら、テキスト送信してください。「明日の犬」には、あなたの助けが「今日」、必要なんです。