1860年にロンドンで犬の保護センターとして発足、1886年からは猫も保護するようになり、現在はロンドン、ウィンザー、ケントの3ヵ所で活動しています。

 

2015年の年間報告によると、一年間に4,868匹の犬と3,553匹の猫を保護、また他の21の保護団体で受け入れ不可能だった610匹の犬猫も保護しました。学校での教育活動では1,461のワークショップを行い、20,052人が参加しました。

民間のテレビ局ITVで放送されている"For the Love of Dogs"という番組は、有名なコメディアンでTVプレゼンターのPaul O'Gradyさんがこの保護施設を訪ねる形のドキュメンタリーのシリーズで人気番組です。この番組のお陰もあって、ロンドン+2ヵ所の小さいエリアでの活動ながら多くの著名人が賛同し、多額の寄付金が集まっています。

2015年の収益は51億円(3671万ポンド)を超え、そのほとんどが寄付金と遺贈金で成り立っています。

 

Battersea Dobs and Cats Home 英語公式サイトは、こちら→https://www.battersea.org.uk/

​新しい技術を使った大きなスクリーンの広告

 

2015年5月に、ロンドンWestfield Stratfordのショッピングセンターに来た人の中から、スタッフが犬好きな人に特製パンフレットを手渡して、参加型の体験をしてもらうキャンペーンが行われました。

 

このパンフレットにはラジオ周波数に反応する(RFID=radio-frequency identification)タグが埋められていて、ショッピングセンターのあちこちに設置されているスクリーンの前を通ると、バタシーの保護施設に以前いた犬「Barley」の写真が動き出すしくみです。毎回、違うビデオが流れ、まるで犬がついてくるように出来ています。

 

保護施設にいる犬猫のことを考えてもらう、そしてバタシーの施設を知ってもらうのが目的です。#LookingForYouというハッシュタグでSNSでも広まり、2週間のキャンペーンで「バタシーのホームページを訪れた人は33パーセント増え、広告などをクリックしてサイトに来た79パーセントは新しい人、サイトを訪れた人は保護されている犬の数の10倍」という効果がありました。

 

OgilvyOne UK社とFramestore社が技術開発、 Exterion Mediaという広告会社の協力を得たキャンペーンです。

​テレビ番組

イギリスの有名なコメディアンでTVプレゼンターPaul O'Gradyさんがこの保護施設を訪ねる"For the Love of Dogs"という30分のドキュメンタリーは人気番組(ITVテレビ)で、2012年から毎年2ヵ月間ほど、合計49回のエピソードが放送されています。以下の3つの動画は、この番組のコマーシャルで、それぞれ30秒です。YouTubeには「For the Love of Dogs  Paul O'Grady」で検索すると、実際のドキュメンタリー映像がたくさんアップされています。

​セレブのチャリティーパーティー

毎年ロンドンで開かれるセレブによるチャリティーイベント「Colloars & Coats」の2012年版は、世界的に有名なファッションデザイナーが大勢、犬の洋服をデザインしてファッションショーが行われました。このイベントの売上金はバタシーの施設に寄付されます。

闇業者の子犬繁殖をストップさせるキャンペーン

この最初の動画に出てくる母犬は、みんな子犬を産むために機械のように使われ、身体的にも精神的にも大きな傷を負いました。役に立たなくなった途端、お払い箱にされ、道でウロウロと飢えているところをバタシーに保護されました。これは、そのような闇業者による子犬繁殖をストップするための2015年のキャンペーン "End Backstreet Breeding" で、今年2月に、制限を厳しくする法律が国会に提出されました。

このキャンペーンのコマーシャルに出演した中には残念ながら生き延びられなかった犬もいますが、2つ目の動画では、ブルドッグのMarjorieが新しい家族に引き取られて、今は幸せな生活を送っている様子が、飼い主により撮影されています。

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